レンタルバイクで2018年式のKawasaki Ninja250を借りてみた話
することもないのでレンタルバイクを借りてみました。そのうえで良かったこと/悪かったことやらNinja 250のインプレやらをつらつらと書いてみようと思います。
まずはレンタルバイクの予約
レンタルバイクのホームページから借りたい店舗・車種等を探して予約をします。
4か月先まで予約ができるので計画的にレンタルする人かつ、インターネットに免疫がある人なら特に迷うことなく利用できると思います。
※初回は本人名義のクレジットカード必須です。
※満20歳以上じゃないとレンタルできません。
私のように思いつきで利用するタイプの方はサイトから予約をしない方が吉だと思われます。
「家から近い店舗」「乗りたい車種」「借りたい日時」を指定して、どれか1つでもダメなら戻ってやり直し(△マークが選択できねぇ)…非常に面倒くさいと感じました。借りたい車種(第3候補位まで)と大まかな店舗の場所だけ把握して、素直に総合案内ダイヤルに電話しましょう。
レンタル819 総合案内ダイヤル：050-6861-5819
ちなみに今回は近場の店舗に直接電話してレンタルしました。結構親切に対応してもらえて非常に好印象です。
いざレンタル
免許証のコピーを取られたり、レンタルの説明を受けたり、基本的なレンタルあるあるを済ませてレンタル開始です。以下に借りる上で気になった点を羅列してみました。
[BAD]フルカバーの保険に加入しても免責15万円。
修理代の免責が5万円(車両タイプによる)、その間対象車両がレンタルできなくなるので業務保証？に5万円、あと対物の保険の免責が5万円。トータル15万円…高すぎる！
あまりにも高かったので、説明受けている間に同程度のKawasaki Ninja 250の中古相場をスマホで調べてしまいました。
[BAD]「とにかくコケるな」とのご説明が多すぎ。
レンタル819ではUターンは禁止されています。(転倒事故のほとんどがUターン時におきるからだそうです。)そこまではなんとなくわかるんですけど、クリアファイルに入った説明資料を聞いている間、何回コケるなって言われたかカウントしたくなるくらい、煽られます丁寧に説明されます。
[GOOD]立ちゴケはOK？
過去にレンタカーを借りた事がある方ならわかってもらえると思いますが、遠目に綺麗だと思う車両も近づいてよく見てみると小さな傷がいくつもあるということ。
車両を確認しつつ「けっこう小傷あるんですねぇ」とか言ってみたら、「実際は立ちごけで同じ程度の傷ならまぁ大丈夫です。カウルにガッツリ傷入ってなければまぁ大丈夫ですかね。」とのご回答。さっきの煽りは何だったんだろう。
※貸出店舗により感覚の差異はあると思います。事前にしっかり確認しましょう。
[GOOD]無料で荷物を預かってくれました。
バイクに乗る事を楽しむ為にレンタルするわけですから、余計な荷物は極力持ちたくないところ。ダメ元でお願いしてみたら快く預かって頂けました。感謝しかないZe！
出発～帰路まで：Kawasaki Ninja 250 (2018年式) インプレッション
今回は長らくバイクに乗っていなかったこともあり、リハビリ的な意味を兼ねてのおひとり様ツーリングを実施しました。ルートは都内の主要エリアを回る、いわゆる街乗りルート。横浜、新宿、池袋、秋葉原、皇居などを抜けて交通量・車線が多い道をひたすら120kmほど。途中寄り道しまくっていますが主に以下のルートで走りました。
Ninja 250ですが、私のバイク遍歴からだと2ストのスポーツバイクがイメージ的に近いです。
スペックはBikeBrosのカタログ情報をご覧ください。
回転数が低い時はトルクスカスカで、3,000回転位で1速につないでようやく走り出す程度。とはいえ排気量が250ccある訳ですから街乗りは5～6,000回転位まで回せば十分流れに沿って走ることができます。
このバイクに乗ってて楽しいのは間違いなく8～12,000回転の高回転域。それまでトコトコと走る感じなのに7,000回転位から「ギュォーーン」っとスポーツバイクっぽい音に変わり乗る人をヤル気にさせてくれます。車体は薄くて体全体でバイクを包み込む感じで乗れるし、メッチャ軽いのでいくらでもパタパタ倒せます。スポーツタイヤを履いて高回転を維持しながら山道を走ったら楽しいだろうなぁと思いつつ、コケて15万円を支払うのが嫌なので今回はビビッて山道はスルーしてしまいました。
また今回借りたNinja 250はなぜか社外マフラーが付いていたのですが、こちらに関してはノーマルとの比較ができないので、ちょっとうるさい分回りのドライバーに気づいてもらいやすいかな？程度。
ブレーキ性能も個人的には十分。ABSが付いているので急制動もバッチリ。
メーターまわりはかなり見やすい。タコメーターが中心にある&0rpmが6時の方向に向いているのはカッコいいですねー。
足つきは良いです。身長155～160cmあれば両足ベタ付きで乗れるはず。
タンデムは今回試していないですが、乗り心地は良くなさそう。機能的に乗れる事は乗れるけど、最近のバイクはデザイン重視＋法律を通す為に無理やりシートにタンデム用のベルトを着けていますって感じで、決して実用的ではないです。思い切ってシングルシート仕様にして乗る方がすっきりして良さげ。
シートは申し訳程度の厚みですが、1cm厚のウレタン1枚よりかはかなりマシ。この手のバイクはお尻を左右に移動させつつ曲がったりして乗る物だと思うのでそこそこ滑りの良いシートで、必要な機能は十分満たしているかと思います。
ライトは流行りのLEDではなくハロゲン球なのですが、白くて結構明るい(4700K位？)ので夜間の視認性は十分。
燃費はめちゃくちゃ良くて社外マフラー付きでもリッターあたり30km以上走ります。しかもレギュラーガソリン。今回合計で200km近く走りましたが、ガソリン代は1,000円程でした。安い。
悪いところはカウルのビビリ音。高回転でエンジンを回している時に振動なのか？ビイィィィっとカウルから凄い音が鳴ります(過去にコケたバイクだから？)。最初はＫ察のサイレンかと錯覚して思わずアクセルを戻してしまうくらい大きい音で引きました。
あとフロントスクリーンの恩恵を感じられない。タンクの上に突っ伏して前傾姿勢で加速をしてみたのですがフロントスクリーンが小さいせいで 風がばっちり顔に当たります。大きいスクリーンを付けるとデザインのバランスが悪くなるせいなのか、性能が二の次になっている感が否めません。
総評すると、250ccスポーツバイクのブームを再燃しただけあって見た目もカッコいいし、乗っていて十分に楽しいバイクだと思いました。☆☆☆☆☆ 5/5点
あえて個人的にカスタムするなら以下の2点くらいかな。
・グリップ力の高いスポーツタイヤに変更。
・(私が馬鹿だから)社外マフラー装着してテンションを上げる。
